第21回「新生・浅の川園遊会」 ボランティア実行委員として参加!  
 
2007年4月7日(土)・8日(日)
 
     
 
 
 
劇団新派水谷八重子さんの滝の白糸水芸に感動!
 
一年の内、浅野川界隈が最も賑わう「金沢・浅の川園遊会」は今年で21回を迎えた。今年は仮設の芝居小屋が建ち、劇団新派の水谷八重子さんの水芸が披露された。昨年に引き続き、私達、朗読小屋 浅野川倶楽部もボランティア実行委員会に参加し、水谷さんお付き、インフォメーション受付、会場清掃、料理屋手伝い等に奮闘した。

また、街頭では本部より許可を頂き、私服で春公演のチラシ配布をさせて頂きました。みんな〜おつかれ〜!ありがと〜!
o(^-^o)(o^-^)o
 
実行委員会打ち合せ
としこ、よしこさん
おすましショット
 
 
公演チラシ配布さよきくとしこさん
新・写真部ひろこさん
会場清掃くうさん
 
 
 
朗読小屋 浅野川倶楽部のぼんぼり。浅野川大橋の向こうに朗読小屋が見える(写真左下部)。やっぱええな〜、朗読小屋 浅野川倶楽部やって〜、渋いわ〜。ぼんぼりの配置位置も橋詰めの先端で目立つ目立つ〜。感謝(T_T)
         
としみつよしもといさん
中村さん、村松さん、佃さん
いっこ、きみさん
おお〜三色幕
子供加賀鳶
うっすら小屋の旗見える
昼公演を終え、まちこリーダーが合流。すかさず記念撮影。仕事してる他のメンバーが見つからず残念。インフォメーションでは浅野川倶楽部の花形女優が園遊会の案内チラシを配布や、イベント案内を行いました。女優は笑顔が命。
満開の桜
ぼんぼりでご一緒に・・・
ひがし「ひろみ」にて
雰囲気がよか
いく、みよ、さだこさん
一番欲しかった写真は逆光

さよさだのりみわしげこさん

実行委員の男性とくみこさん
 
ナイスショット
 
ぼんぼりは園遊会前後一週間程設置される。夜には明かりが灯され、主計町、並木町、東山の夜道を華やかに彩る。ボランティア実行委員を務めた朗読小屋 浅野川倶楽部の女優達の活躍に拍手〜。本当にお疲れ様でした〜。

こうして浅野川界隈は寝静まって行くのだった・・・しかし・・・!?
         
         
 
がおぉ〜!!
にゃ〜ん♪
わんわん!
 
         
蛇の目寿司にて
白鷺
夜桜美人
 
4月8日(日)の朗読小屋千秋楽を終え、肩の荷を下ろしたまちこさんの慰労会と園遊会実行委員の慰労会は、盛会の内に終わりました。浅野川倶楽部全部員の力を結集して、どんなことにも立ち向かい、苦難を乗り越え、益々地域の文化活動に寄与出来るよう頑張って参りたいと思います。今後も頑張るぞ〜。

こうして浅野川倶楽部の女優達は寝静まって行くはずだった・・・
 
         

 
         
  第20回「浅の川園遊会」 ボランティア実行委員として参加!  
 
2006年4月8日(土)・9日(日)
 

今年は、浅の川園遊会の実行委員として、インフォメーションを担当させて頂くこととなりました。8日土曜日は気温も低く川風も強く、みんな「さぶいさぶい・・・」と、あんこう鍋で体を温めました。9日は桟敷席で奮闘をして、記念すべき第20回へ大貢献できたのでは!?拍手!

↑左から、さつち、やえこ、きみよ、たかこ、かよさん。
左前から、さだこ、なべ娘、あきこ、やえこ、としこさん。透明傘に「浅野川倶楽部」とネーミングしてある。
園遊会実行委員会の打上げ宴席にて。左前から、よしこ、やえこ、あきこ、くみこ、としこ、さだこ、のりこ、ふきこ、さちこ、のりこ、まちこさん。
河原清掃しか参加できず、インフォメーションも桟敷席もお手伝いできなかった僕は、打上げにはしっかり参加。
「朗読小屋 浅野川倶楽部」と名前の入った「ぼんぼり」の前で記念撮影・・・お〜い、ひろこさんはどこいった〜?

 

今年も、協賛ぼんぼりに参加!
満開の桜。ああ心豊か・・・。
ぼんぼりに明かりが灯る。
今年もこれで見納め・・・。
この写真は、昨年度の協賛ぼんぼりです。この頃は、倶楽部のネーミングについて、「橋場劇場」とか「橋場シアター」とか「新橋シアター」とか「シアター橋場」とか「尾張町シアター」とかレトロな名前を考えている途中で、結局、まちこさんの一押し「フリースペース橋場」を押し切って浅野川倶楽部という名前が誕生しました。このぼんぼりを見ていると、電気のない真っ暗な小屋の窓際で、のり弁を食べていたころのことを思い出し感慨深い・・・。みんなの力でここまで来れました。感謝m(__)m


 
         
  「浅の川園遊会」 第27回サントリー地域文化賞受賞! 2005年8月5日  
     
   

浅の川園遊会
−浅野川を舞台にお座敷文化や芸能を市民が気軽に楽しむイベント−
代表実行委員:佃 一成 氏

【財団法人サントリー文化財団ホームページより】
http://www.suntory.co.jp/sfnd/chiikibunka/chubu0033.html

 
 
園遊会ハイライトの水芸「平成・瀧の白糸」
         
     

 

     
     
   金沢市の中心部を流れる浅野川はその流れの穏やかさから女川とも呼ばれ、加賀友禅の流しが行われることでも有名な清流である。この川を挟んだ東西には180年以上の歴史ある茶屋街があり、長唄、三味線などの師弟や和楽器や道具を作る職人が数多く暮らすこの町の生活には、芸事が自然に溶け込んでいた。しかし近代化によって、郷土の町並みや情緒ある暮らしは次第に失われつつあった。これを危惧した地域の有志が集まって、町に活気を取り戻そうと1987年に「浅の川園遊会」を立ち上げた。毎年桜が見ごろの時期に、二日間に渡って開催される。金沢の春を告げるイベントとして定着してきており、来年で20回目を迎える。

 祭の期間は浅野川にせり出した浮き舞台を特設し、茶屋街の芸妓がほぼ総出演で、仕舞や筝曲、お座敷太鼓といった芸の数々を披露する。中でもひときわ観客の注目を集めるのが水芸「平成・瀧の白糸」である。これは金沢出身の泉鏡花の小説『義血侠血』に登場する芸妓「瀧の白糸」の水芸をモデルにしている。水芸とは江戸時代から伝わる水を用いた手品である。太夫の合図と共に、手元や舞台の至る所から水が噴き上がり、その不思議な仕組みに観客は目を奪われる。この他にも浅野川両岸のお茶屋を安価に利用できる体験券が販売されたり、有名料亭の花見弁当や出店があったりと、普段はあまり触れる機会のないお座敷文化や食文化を気軽に楽しめるような工夫がなされている。

 企画や運営は全てボランティア実行委員が行っており、浅野川界隈の自然・文化を愛する人なら誰でも参加することができる。代表実行委員を務める老舗の旦那衆も祭を我田引水的なものにはせず、芸事を楽しむ一市民として運営に携わっている。資金面では川の両岸に並ぶぼんぼりへの広告として企業や個人から協賛金を募り、祭の雰囲気作りに一役買ってもらう形で協力を依頼する。また園遊会の開催前後に恒例となっている河川敷一帯の掃除には、界隈の自然と町並みに磨きをかけようという主旨に賛同した多くの市民が、肩書きや身分に関係なく集まってくる。満開の桜と共に姿を現した浮き舞台が祭の後には跡形もなく元通りに片付けられる様は、幻想的な鏡花の小説世界を彷彿とさせ、園遊会の情景をより印象的なものにし、人々の心に祭の後も町を美しくしようという気持ちを引き起こさせる。

 この日のために芸を研鑚し、披露する芸妓衆も含め、園遊会に関わる人々は金沢の文化を守り育てるまちづくりの担い手でもある。当初は数人から始まったボランティアの数も現在では300名を超える。市民一人一人の町に対する意識も着実に向上していて、浅野川周辺地域では治安の改善やごみの減少といった具体的な成果も現れている。園遊会をきっかけに、金沢はかつての古き良き風土を取り戻しつつある。将来的には、市民が日常的に踊りや長唄などを楽しむことができ、これらの芸の継承の場にもなるような「浅の川演舞場」の建設計画もあり、浅の川園遊会を起点に広がりつづける市民の輪は、今後も生まれ変わった文化都市金沢をよりいっそう輝かせていくことだろう。 (2005年8月更新)

【財団法人サントリー文化財団ホームページより】
 
 
 

 
     
  金沢・浅の川園遊会開催経緯  
     
 

昭和60年11月第一回ミーティング(地域の有志20人が参加)

昭和61年4月「老舗・文学・ロマンの町を考える会」発足

同年9月開催の「老舗・文学・ロマンの町を考える会」の界隈フォーラムにおいて
1.街おこし  2.環境保全 3.芸ごとの保存 4.市民の連帯 5.経済の活性
春を呼ぶ金沢の地域のお祭りとして、浅野川を舞台に「浅の川園遊会」の提案がなされた。
そのフォーラムには 新保千代子氏・水野一郎氏他有識者が多数参加した。

第1回 昭和62年4月9日(日)
  9月に第1回界隈景観賞を発表
  11月に広報誌「初版 界隈だより」を発行
  「金澤東山まちづくり協議会」発足

第2回 昭和63年4月9日(土)〜10日(日)


第3回 平成元年4月8日(土)〜9日(日)

  第1回 水芸 平成滝の白糸 上演 (太夫は 東 芸妓 美ち奴)

第4回 平成2年4月14日(土)〜15日(日)

  第2回 水芸 平成滝の白糸 (太夫は 東 芸妓 ふみ に交代)

第5回 平成3年4月13日(土)〜14日(日)

  記念事業 4月 滝の白糸モニメント完成(浅野川・梅の橋たもと)
         11月 滝の白糸モニメント 水道工事完了

第6回 平成4年4月11日(土)〜12日(日)


第7回 平成5年4月24日(土)〜25日(日)全国菓子博と併催

  プレイベント 第1回 鏡花の夕べ開始 / 第1回 お茶屋体験開始(東茶屋街・主計町茶屋街)

第8回 平成6年4月23日(土)〜24日(日) 市民参加 89,000人


第9回 平成7年4月22日(土)〜23日(日) 市民参加 85,000人

  阪神大震災義援金 108,835円拠出

第10回 平成8年4月13日(土)〜14日(日) 市民参加 108,000人

   この年より市民動員数10万人を超える。
   記念事業 浅野川河川敷に桜の苗木を植樹(20本)
          (仮)「浅野川演舞場建設」を提案発表
          ぼんぼり 130本設置開始(1ヶ月間点灯)

第11回 平成9年4月12日(土)〜13日(日) 市民参加 121,000人

  (仮)「浅の川演舞場」建設基金箱200ケを界隈に設置

第12回 平成10年4月11日(土)〜12日(日) 市民参加 147,000人 
  6月 中部観光文化賞受賞(富山)


第13回 平成11年4月10日(土)〜11日(日) 市民参加 126,000人

  ルクセンブルグ ジャン大公殿下ご夫妻・高円宮ご夫妻がご来場された。

第14回 平成12年4月8日(土)〜9日(日) 市民参加 185,000人 
  7月 金沢市文化活動賞受賞

  NHK全国生放送(BS)2時間生放映

  
第15回 平成13年4月14日(土)〜15日(日) 市民参加 175,000人
  記念事業 記念植樹(桜と柳の木)
  観光PR(県・市) NHK大河ドラマ「利家とまつ」
  (仮)「浅の川演舞場」模型作成

第16回 平成14年4月13日(土)〜14日(日) 市民参加 153,000人

  2/3 卯辰節分祭(東山 宇多須神社)を浅の川園遊会の神事とする。
  メインタイトル作成 〔私たちは香り高い文化と美しい環境を守ります〕
  テロに対し「安全対策特別隊」編成
  特別事業 水谷八重子朗読会開催
  11月 (財)澁谷学術文化スポーツ振興財団の表彰受賞

第17回 平成15年4月12日(土)〜13日(日) 市民参加 184,400人

  駐日カナダ大使ご夫妻ご来場(ロバートGライト夫妻)
  サブタイトル作成 〔町、人、味、芸・こだわりの金沢〕
  平成15年4月 総務省「全国ふるさとイベント大賞」 部門賞を受賞
  桜の苗木植樹(東山公園) 福島銘木「しだれ桜」

第18回 平成16年4月10日(土)〜11日(日) 市民参加 190,000人

  安全対策の強化と環境保全の改善(清掃とゴミ対策)
  はじめて桟敷席の有料貸出しを実施した。
  特別事業 徳田秋聲記念館完成を記念し、「秋聲朗読会」を開催
  第1回「八尾おわら流し」を東茶屋街で実施

第19回 平成17年4月9日(土)〜10日(日) 市民参加 175,500人

  将来の(仮)「浅の川演舞場」を意識した浮き舞台に全面模様変え
  第2回「八尾おわら流し」の実施
  8月 (財)サントリー文化財団の地域文化賞を受賞

 
     





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制作 表川なおき
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