2日目 3月25日(日)14:00
 
 
 
 
 
 
その一
百川とし子
 
 
その二
太田恭子
 
 
その三・四
小坂孝志
 
 
その五
嶋田幸江
 
 
その六
庄田ます枝
 
 
その二
川坂悦子
 
 
その六
山本裕子
 
 
 

 
     
 
 
       
 
プロローグ
高輪眞知子
 
 
「朝の歌」
志牟田敬子
 
 
「夕の歌」
冬科美桜
 
 
「未完成の詩の一つ」
寺田孝枝
 
 
「萩原に与へたる詩」
平野久美子
 
 
「犀川の岸辺」
月影小夜子
 
 
 

 
   
       
 
「何うした心のそれ方をしてゐたために、
私はそんなに長く彼女を振顧つて見る
気になれなかつたのか。それには別に
何の原因もなかつた。」
山本裕子
 
 
「朝早く私は上野から出発したので
あつたが、さて愈よ汽車に乗つて
しまつたとなると、彼女を見るまでの
僅か十六時間ばかりの時間が・・・」
川坂悦子
 
 
「けれど彼女に逢つてみると、別に何の
こともなかつた。幼い時分に見た芝居か
絵草紙を、今繰ひろげてみるほどの興味
すら与へられなかつた。」
庄田ます枝
 
 
「私は久しぶりで帰つて来たその町に、
三週間ちかくもゐた。その間私は毎日
二度か三度ぐらゐ訪ねてくる彼女と、
時時差むかひに座ることがあつても・・・」
百川とし子
 
 
「到頭或日、私はどこかの帰りに、彼女の
生活を見に行つた。勿論私は帰省早早、
彼女が世話になつてゐるお節ちやん
新夫婦を見舞はない訳にいかなかった。」
太田恭子
 
 
「その後も、私はちやうど其頃任地
から帰つてゐた一つ年下の甥に呼ば
れて、二三人の其他の甥や、彼等の
妻や其父親などと一緒に・・・」
嶋田幸江
 
 
「毎日毎日、北国の空とは思はれない
やうな、輝かしい日がつづいた。暖かい
空気が重く懈かった。」
小坂孝志
 
       

 
   
「忘れません。」
平野久美子
「何も麻酔剤を嗅いだからって、
譫言を謂ふといふ、極つたことも
無さそうぢやの」
志牟田敬子
「貴下は、貴下は、私を知りますまい!」
月影小夜子

「はい、外科々長です。いくら高峰様でも
痛くなくお切り申すことは出来ません。」
寺田孝枝

「唯見れば雪の寒紅梅、血汐は胸より
つと流れて、さと白衣を染むるとともに、
夫人の顔は舊の如く、いと蒼白く・・・ 」
冬科美桜

 
発声練習中・・・
口上としこさん
記録魔
完璧主義
わたしは
変(-_-|||
撮影できず(T_T)

 
紫のバラを届けたい(^_^;) Garasunokamen
 
 
 
(T_T)↑ほっと一息、感傷的改め、開放的の事ぉ!
 
 
 
 
あわわ、あわわ・・・・・・よし、あわ飲むぞ〜
 
 
 
おつかれさまでした〜(^o^)/
     
 
朗読で top 9〜16 綴る
 

 
     
  「理想を貫く女優たち 〜2007朗読で綴る金沢文学 公演日誌Nより〜  
   初日の興奮を鎮めて挑んだ公演二日目は、地震という天災の打撃を受ける波乱の幕開けとなった。午前9時42分頃能登半島沖でマグニチュード7.1の地震が発生した。その頃金沢では震度4の揺れが発生し、発声練習中の朗読小屋も揺れた。金沢は地震の少ない町なので、稀に起こる小さな地震に対しては「あら地震ね」という、まるで雨降りに対する呟きのように口ずさむことが常であるのだが、この日の地震はそんな雨降り程度のものではなかった。

 今朝の地震は「わりと」揺れた。発声練習の為に大きく開けた口が、そのまま驚嘆の口形となり、ある者は外へ飛び出し、ある者は微笑んでいた。以前から気付いていたことだが、うちのメンバーには強者(つわもの)ばかりが揃っているようだ。

  かくして公演は開幕した。観客動員数は天災の影響を受けたが、桜組、月組は天災をもろともしない気迫の舞台で観客を唸らせていた。これぞ女優の鏡だ。素晴らしい!
 
     
     




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制作 表川なおき

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