4日目 3月27日(火)18:00
 
   
       
 
その一
原 夏美
 
 
その二
岡田ユリ子
 
 
その三・四
中井史花
 
 
その五
奥波満智子
 
 
その六
井東信道
 
 
 

 
     
 
 
       
 
プロローグ
高輪眞知子
 
 
「永遠にやつて来ない女性」
伊藤美和子
 
 
「自分の生ひ立ち」
長山照美
 
 
「雨の詩」
笠間芙美子
 
 
「女人に対する言葉」
福岡澄子
 
 
「愛あるところに」
中野繁子
 
 
「子供は自然の中に居る」
菱田純子
 
 
「大学通り」
池本玲子
 
 
「何故詩をかかなければならないか」
奥田孝子
 
 
「愛あるところに」の終りに
中野繁子
 
 
 

 
   
 
 
 
「駅へついてみて、私が長野か小諸
か、どこかの辺を通過してゐる夜中に、
姉は彼女の七十年の生涯に終りを
告げたことを知つた。」
井東信道
 
 

「鮎は何にしませうか。」
「言ふのを忘れたが、
魚田が食べたいんだ。」
岡田ユリ子

 
 
「お祖父そつくりやぞな。」「さうや。」
三十年も四十年も前に、写真一つ残
さずに死んだ、私の父の顔を覚えて
ゐると見えて、姪達がささやき合つた。」
原 夏美
 
 
「死骸を棺にをさめる時、部屋の
雰囲気が又一層切実になつて
来た。歔欷の声が起つた。」
奥波満智子
 
 
「私は踊り場のことを考へてゐた。
昨夜料理屋の女中にきいて、この
町にも一箇所踊れるところがある
ことを知つてゐた。私は何かしら
行動が取りたくなつて来た。」
中井史花
 
 
 

 
   







「其光は暗夜に
怪獣の眼の如し。」
池本玲子








「公使館の邊を行く
其怪獣は八田義延
といふ巡査なり。」
福岡澄子

 






「夜は更けたり。
天色沈々として
風騒がず。」
菱田純子






「吾が死ぬ時は
汝も一緒だ!」
長山照美
 
 







「あれ、伯父様、
もう私は、もう、
どうぞ堪忍して
下さいまし。 」
伊藤美和子







「こう指一本でも
指して見ろ、今ぢや
己が後見だ! 」
奥田孝子
 
 






「堪りません。もし
旦那、何卒、後生
でございます。」
中野繁子






「後日社会は一般に
八田巡査を仁なりと
称せり。あゝ果たして
仁なりや。」
笠間芙美子
 

 
 
いらっしゃいませ〜
ホッカイロいかがですか〜
 
 
口上ちえこさん
チケットの半券が金券となって・・・
 
 
おつかれさま〜
真紅のバラ
 
稽古納めの日
ガランガランッ

 
料理旅館まつ本へ視察に行った蝶組。鮎はあるだろうねえ (∪o∪)。。。
其の光は暗夜に夢組の眼の如し・・・ガオォォ!(^_-)-☆
来期も素敵な舞台を見せてほし(~o~)
舞台に生きる朗読小屋の女優たちよ!ガンバレ〜
     
 
朗読で top 9〜16 綴る
 

 
     
  「理想を貫く女優たち 〜2007朗読で綴る金沢文学 公演日誌Nより〜  
   開演前の場当たりでは、暗転中に5名から8名への転換を行う為繰り返し稽古を重ねた。入念な確認を行いゲネプロを終えたのは開場時間の30分前であった。スタッフは既に集合しており、臨機応変に無言で準備にかかってくれていた。ゲネプロ終了後、急ピッチでスタッフ打合せを済ませ、準備を行い、瞬く暇に開場することとなった。

  四日目は天災の影響は全く無く、客席もぎっしりと埋まり盛況だった。蝶組の井東さんが、前日に香林坊から湯涌まで散歩したんだよと言っていたので、タフな叔父様だわあと自身も励まされた。小景異情、愛の詩集は清々と胸に響いた。町の踊り場、夜行巡査は厳しい稽古の成果が実った素晴らしい舞台となった。皆に感謝して、一気に駆け抜けるぞう。
 
     
     





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制作 表川なおき
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