2006夏・夢がたり十八夜    
   
十四夜 8月19日(土)19:00
 
       
       
 
砂川公子作
「かぐや姫の里帰り」


高輪眞知子
 
 
濱口國雄作 「犯罪人」

山本八榮子
 
 
濱口國雄作 「飢」

長山照美
 
 
徳沢愛子作
「かたいもんにならにゃ」


中島佳代
 
 
徳沢愛子作 「福寿草なら」

山本八榮子
 
 
安田桂子作 「夢の外に」

種本敏江
 
 
寺本まち子作
「枇杷の葉の下」


種本敏江
 
 
井崎外枝子作 「ほたる」

吉原久美子
 
 
吉田さかな作
「雨の夜の物語」


長山照美
 
 
徳田秋聲作 「白い女」

荒木重治
 
 
 
       
       
 
       
 
 
 
あらよっ
弁士おせち
 
 
 
 
わくわく
フロアの女王
 
 
皆の宣伝のお陰で
観客動員数が上り調子
感謝
 
       

 
 
 
 
 
 
着物はいいね〜
 
 
 
 
良い感じ良い感じ
 
 
 
 
 
 
 
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  「人間失脚」 〜太宰が告げるNの肖像〜  
 
第14の手記
 
 

十三夜を無事終えて十四夜を迎える。残すところあと四夜。まちこ女史の誕生日が1月18日ということで「夢がたり十八夜」と命名されたことは諸氏もご承知のことと思う。現在の逞しい制作部が結成されたのはそれから数日後であった。裏の仕事に取り組むことで物づくりの難しさを体感し結束が強まった。文化活動とは地域生活者が行うからこそ意義がある。地域住民の有志が母体となった自治体と地域住民らが参加する地域のお祭りや盆踊りなどは、その代表的な地域文化活動である。

お祭りの露店がならぶ街道を練り歩き、お面、りんご飴、くじ引き、金魚すくい・・・そこへ行けば賑やかな祝祭空間が迎えてくれる。幼少期に体感した懐かしさを求めて大人達も集まって来る。人は皆、年輪を重ね老樹となっていく。人生の分岐点、無数の挫折、大小幸不幸に出会い、ある時ふと人生を思う。私の人生は何処から始まり何処で終わってしまうのだろう。何のために生まれ死んでいくのだろう。全てを許されていた幼少期の幸福感は脳裏に焼き付けられ、その幸福を思うがゆえに苦しみ、それを追い求めていくのだ。大人とは永遠の子供になるための準備段階なのかも知れない。

 
 
 





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制作 表川なおき
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