2006夏・夢がたり十八夜 | |||||||
三夜 7月29日(土)14:00 |
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砂川公子作 「かぐや姫の里帰り」 高輪眞知子 |
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濱口國雄作
「犯罪人」 岡田淑子 |
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濱口國雄作
「飢」 岡田淑子 |
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徳沢愛子作
「かたいもんにならにゃ」 出戸明美 |
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徳沢愛子作
「福寿草なら」 出戸明美 |
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安田桂子作
「夢の外に」 塚本成子 |
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寺本まち子作 「枇杷の葉の下」 日賀弘子 |
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井崎外枝子作
「ほたる」 数沢淑子 |
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吉田さかな作 「雨の夜の物語」 北村真由美 |
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徳田秋聲作
「白い女」 出島ひろ子 |
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いらっしゃいませ〜 |
足下にお気をつけくだは〜い |
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今日は暑いだわ |
おほほ |
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はなやかはなやか |
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おつかれさん |
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「人間失脚」 〜太宰が告げるNの肖像〜 | ||
第3の手記 |
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本日から集合時間を徹底するということで、集合時間前に暑い暑い楽屋で部員らは着物を着た。若干遅れたが打ち合わせを始める。音響照明、黒子、口上など始まりから終わりまでの場あたりを行う。ほたるから雨の夜の物語への転換が一番厳しく繰り返し繰り返し練習をしなければならなかった。ほたるの飛ばし方に苦心し、ほたるの点滅に苦心し、よし決まったと思ったら真っ暗の舞台にマネキンを設置しなければならない。総合的にすみやかに流れるように静粛に転換しなければならず、黒子役は毎回毎人、悪戦苦闘してくたくたになっている。「それでいいのだ」Nは不敵な笑みを浮かべていた。裏方の心は裏方に「徹した者」にしか解らない。受付は梅雨のジメジメした暑さを耐えお客様をお迎えし、会場整理は客席を歯抜けにしてはいけない為、お客様に協力を促さなければならず苦心する。裏方の苦心は「当たり前」のことだ。客数26名、少ない。夜は期待したい。 |
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